コーヒーの蒸らしとは?重要性と正しいやり方を徹底解説

全て

皆さんこんにちは、booffeeです🐷

コーヒーのドリップで最も重要と言っても過言ではない工程が"蒸らし(ブルーミング)"です。

ところが、面倒くさい、よく分からないと言った理由で、省いていたり、適当に済ませていたりすることがありませんか?

実は"蒸らし"を正しく行うだけで

  • 味が濃くなる
  • 香りが強くなる
  • 雑味が減る

といった変化が起きます。

逆に言えば、蒸らしができていないと美味しくなりません!(断言)

この記事では、蒸らしは何なのか、どのようにすればいいのかについて、詳しく解説していきます🐷


【結論】蒸らしで味の9割が決まる

結論から言います。

"蒸らし"で味の9割が決まります🐷

それは言いすぎやろ〜って、思うかもしれませんが、これがあながち言い過ぎではないんです。

👉蒸らし=準備ではなく、美味しいコーヒーを淹れるための、一番最初の一番重要な工程だ、くらいの認識でOKです。

蒸らしの重要性、まずは分かっていただけましたか?(^ ^)


蒸らしとは何か?

コーヒー豆には、焙煎の過程で水分が蒸発し多孔質になった空洞部分に、二酸化炭素(炭酸ガス)が含まれています。

焙煎から日数が浅く、深煎りであるほどガスの含有量は多くなる傾向にあります。

このガスを多く含んだ状態で、そのまま抽出すると👇

  • お湯が弾かれる
  • 成分がうまく抽出されない

という状態になります。

そこで、ガスを抜いてあげる必要があるのですが、それが"蒸らし"なのです。


蒸らしの役割は?

蒸らしにはどのような役割があるのか、と言いますと👇

一度、コーヒー粉全体が浸るくらいの量のお湯を注ぐことで、粉全体のガスが脱気されます。

さらに、全体が一度お湯で濡れることで、お湯の通り道ができて、お湯が弾かれなくなります。何となくイメージすると、水って一度濡れている方が、そこを伝ってスムーズに流れていきますよね👍

そのおかげで、2投目以降の注ぎでしっかり全体にお湯が行き渡りやすくなることと、成分が出やすくなるという効果があります。

それが結果的には、成分が均一に且つしっかり抽出できることに繋がっていきます。

つまり、蒸らしによって「ちゃんと抽出できる状態」になるんです🐷

簡単にまとめると👇

①炭酸ガスを抜く
②粉全体にお湯を行き渡らせる
③成分の抽出を均一にする


蒸らしが失敗すると?

蒸らしをしないのはもちろん、失敗した時に感じる例としては👇

・味が薄い

・酸味だけ出る

・香りやコクが弱い

・ムラが出る

・エグ味・渋みが出る

などが挙げられます。

ドリップには、粉の挽き目、湯温、湯量、抽出時間など、味を決める要素がたくさんありますが、色々気にしたにも関わらずなんか上手くいかない、って時はかなりの確率で蒸らしが原因です🐷

そもそも、蒸らしの失敗とは、蒸らしのお湯の量が少ない(多い)、蒸らしの時間が短い(長い)、などが考えられます。


おすすめの蒸らしのやり方は?

好みや豆に合わせて調整していく必要はありますが、初めての方のために基本となる蒸らしのレシピと手順を紹介します🐷


基本レシピ

1杯分(約150ml)を目安にすると、基本となる蒸らしのレシピは👇

豆の量  :12g
蒸らし湯量:30ml
蒸らし時間:30秒

お豆とお湯の量の目安

お豆が12g(1杯分)なら約30ml、お豆が20g(2杯分)なら40〜50mlが目安です👍


手順

蒸らしに絞った手順がコチラ👇

①中心からゆっくり注ぐ

"の"の字を描くように中心からゆっくり細く注ぎます。

▶︎ポイント:一気にかけないこと!すぐに30mlに達します!

②全体を軽く湿らせる

30mlという限られたお湯で、しっかり粉全体にお湯が行き渡るように意識しましょう👍

③30秒待つ

粉全体に、決めていた湯量を注ぎ終えたらあとは待つのみ。

注ぎ始めで計測開始して30秒を目安にしましょう👍

待ってる間にモコモコ膨らんできたり、プクプク泡が出たりしたら、それはガスが抜けているサインです(^ ^)


蒸らしを変えると味はこう変わる!

蒸らしの失敗にもつながる部分ですが、蒸らし時間や湯量を変えるとどのような変化が出るのか、解説していきます!👇


蒸らしが短い

目安は30秒ですが、あまりに短い(20秒未満)と悪影響です。

短くすることでどんな変化があるかというと👇

  • お湯の浸透が不十分になり、成分がうまく溶け出さない。
  • 香りやコクが不足して、頼りないコーヒーになる。
  • 抽出されやすい酸味や渋みだけが抽出され、強調されてしまう。

薄くて香りもないのに、酸味や渋みだけ強くなる。


蒸らしが長い

粉の量に応じて、少し長めに蒸らすこともありますが、極端に長い(1分以上)のも悪影響です。

長くすることによる変化は👇

・成分が溶け出しすぎて不快な渋味が出てしまう。

・必要のない成分までが出てしまうことで、味が濁る。(雑味)

・粉の温度が下がってしまうことで、抽出効率が悪くなる。

コクや甘味を出すには長めがいいが、長すぎると雑味に繋がる。


お湯が多すぎる

蒸らしのお湯の量が多すぎると炭酸ガスが抜け切らないうちにお湯が通過することで、成分不足になり薄くて軽い印象になりやすいです。

また酸味が全面に出る原因にもなります。


蒸らしで差が出る理由

抽出は最初が全て!

コーヒーの抽出は、蒸らしの段階で酸味甘味香りが抽出され、その後のバランスが決定します。つまり、蒸らしが崩れると、全てがズレるということになります。

そのバランスが最も取れるのが、いわゆる蒸らし"30秒"なのです。


豆の状態による違い

豆の状態に応じても、蒸らしは変えていく必要があります👇


新鮮な豆

新鮮な豆(焙煎から1週間以内)の場合は、多くのガスが含まれています。深煎りの場合は、さらに多くなります。

特徴👇

・まんじゅうみたいに膨らむ
・泡が上がってくる

新鮮であればあるほどガスが多くなるため、少し長め(40秒程度)に蒸らすことをお勧めします。特に焙煎直後などの場合は、1分くらい蒸らさないとガスが抜けない、なんてこともあります。


古い豆

古い豆(焙煎から2週間以上経過)の場合は、豆のガスがほとんど抜けていることが多く、保存状態によってはかなり酸化している可能性もあります。

特徴👇

・膨らまない
・香りが弱い

その場合は、蒸らし時間は20秒以内で少し温度を高めにすることで、酸化成分(渋味)の抽出を防ぎつつ、必要な成分のみ抽出しましょう。


【実践】違いを知ろう!

"蒸らし"がいかに重要かを知る一番の近道は、ズバリ飲み比べです!

同じ豆、同じ条件で、蒸らし時間だけを変えて飲み比べてみてください。

・蒸らし20秒
・蒸らし30秒
・蒸らし40秒

この3パターンでも違いがわかると思います。

ちょっと自信ないな、って場合は10秒、30秒、1分とか、極端にやってみてもいいかもしれませんね🐷


まとめ

蒸らしはコーヒーの抽出において、最重要工程です。

目的は👇

  • ガスを抜く
  • 湯通りをよくする
  • 抽出を均一にする

蒸らしの目安は一人分なら30秒、30mlが目安!

蒸らしを丁寧にするだけでコーヒーは劇的に変わります🐷


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