皆さんこんにちは、booffeeです🐷
コーヒーの味は、産地や焙煎だけでなく"精製方法(プロセス)"によっても大きく変わります。
その中でも、甘みとバランスの良い味わいが特徴なのがハニー製法(Honey Process)です。
ハニー製法は、中米のコーヒー産地で多く採用されており、特にコスタリカで発展した精製方法として知られています。
この記事では、ハニー製法の
- 仕組み
- 工程
- 味の特徴
- 種類
について詳しく解説します。
あわせて、よく似た精製方法であるパルプドナチュラルとの違いについても解説していきます👍
ハニー製法とは?
ハニー製法とは、コーヒーチェリーの果肉を取り除いた後、粘液質(ミューシレージ)を残した状態で乾燥させる精製方法です。
名前に「ハニー」とついていますが、蜂蜜を使うわけではありません😅
初見で私も騙されそうになりました。そそる名前ですよねw
実際は、乾燥中に残された粘液質が甘くベタベタして蜂蜜のように見えることから、この名前がつけられました。
ハニー製法は、ウォッシュドとナチュラルの中間的な精製方法といわれています。
ハニー製法の工程
ハニー製法は次のような工程で行われます👇
① 収穫
完熟したコーヒーチェリーを収穫します。
② 果肉除去(パルピング)
パルパーという機械で果肉(パルプ)を取り除きます。
この時点で、豆には"粘液質(ミューシレージ)"が残っています。
③ 乾燥
粘液質を残したまま、天日乾燥します。
この乾燥工程によって、粘液質の糖分が豆に影響します。
④ 脱穀
乾燥後、外皮を取り除いてコーヒー豆(種子)を取り出します。
ハニー製法の味の特徴
ハニー製法のコーヒーは次のような特徴があります👇
甘みが強い
粘液質に含まれる糖分の影響で、甘みを感じやすくなります。
バランスの良い味
ウォッシュドのクリーンさと、ナチュラルの甘みの中間のような味になります。
なめらかな口当たり
口当たりが柔らかく、飲みやすいコーヒーになることが多いです。
ハニー製法の種類
ハニー製法は、残す粘液質の量によって細かく分類されており、それぞれに味わいも異なるという特徴があります。
ホワイトハニー
粘液質を除去して、ウォッシュドに近いスッキリ感
イエローハニー
粘液質を約50%残す
バランスの取れた味
レッドハニー
粘液質を50%以上残す
フルーティー、甘みとコクのバランスが良い
ブラックハニー
粘液質ほぼ100%残す
甘みが強く濃厚な味、ナチュラルに近い
ハニー製法が多いコーヒー産地
ハニー製法は主に中米で多く見られます。
代表的な産地はこちらです。
- コスタリカ
- エルサルバドル
- ニカラグア
特にコスタリカでは、品質の高いハニーコーヒーが多く生産されています。
他の精製方法との違い
| 精製方法 | 特徴 |
|---|---|
| ウォッシュド | クリーンで爽やか |
| ナチュラル | フルーティーで甘い |
| ハニー | 甘みとバランス |
ハニー製法は、甘みとクリーンさのバランスが良いのが魅力です。
ハニーコーヒーはこんな人におすすめ
ハニー製法のコーヒーは次のような方におすすめです。
- 甘みのあるコーヒーが好き
- バランスの良い味が好き
- ナチュラルとウォッシュドの中間の味を楽しみたい
初めて飲むよって方にも飲みやすいコーヒーです✌️
ハニー製法とパルプドナチュラルの違い
ハニー製法とよく似た精製方法として"パルプドナチュラル(Pulped Natural)"があります。
どちらも「果肉を取り除いたあと、粘液質(ミューシレージ)を残して乾燥させる」という点では同じですが、粘液質の残し方や乾燥方法に違いがあります。
パルプドナチュラルとは?
パルプドナチュラルは、主にブラジルで発展した精製方法です。
果肉を取り除いたあと、粘液質をある程度残した状態で乾燥させます。
この"ある程度"ってのが、残し具合によって細かく分類されるハニー製法との違いですね(^-^)
名前が似ているナチュラル製法よりも発酵の影響が少なく、比較的クリーンな味わいになることが多いです。
パルプドナチュラルの特徴
パルプドナチュラルの特徴は次のとおり👇
- 甘みがある
- クリーンな味
- ナッツやチョコレートの風味
ブラジルコーヒーの特徴であるナッツ系の甘みを引き出しやすい精製方法です。
ハニー製法との違い
ハニー製法とパルプドナチュラルの違いをまとめると次のようになります。
| 精製方法 | 主な産地 | 特徴 |
|---|---|---|
| ハニー | コスタリカなど | 甘みが強くフルーティー |
| パルプドナチュラル | ブラジル | クリーンでナッツ系 |
味の違い
味の傾向を比較すると次のようになります👇
ハニー製法
- フルーティー
- 甘みが強い
- なめらかな口当たり
パルプドナチュラル
- ナッツ系の甘み
- バランスが良い
- クリーンな味
ハニー製法の方が、よりフルーティーで個性的な味になることが多いです。
なぜ名前が違うの?
実はこの2つはほぼ同じ精製方法のバリエーションです。
違いは主に
- 産地の呼び方
- 粘液質の残し方
- 乾燥管理
などです。
例えば
- ブラジル → パルプドナチュラル
- コスタリカ → ハニー
という呼び方が一般的です。
それぞれの産地で、同じようなプロセスの精製をしていたが、目的が異なるために、粘液質の残し方や乾燥管理が少し異なるといったイメージです。
まとめ
ハニー製法は、粘液質を残したまま乾燥させる精製方法で特徴は次のとおりです👇
- 甘みが強い
- バランスの良い味
- なめらかな口当たり
特に
- コスタリカ
- エルサルバドル
などのコーヒーで多く見られます。
ハニー製法とパルプドナチュラルは似ている精製方法ですが、味の傾向にも違いがあります。
ハニー製法👇
- フルーティー
- 甘みが強い
パルプドナチュラル👇
- ナッツ系の甘み
- クリーンな味
どちらも、ウォッシュドとナチュラルの中間のような特徴を持つ精製方法です。
コーヒー選びの参考になりましたか?(^-^)


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