皆さんこんにちは、booffeeです🐷
最近よくデカフェコーヒーとやらを見たり、聞いたりしませんか?
「普通のコーヒーと何が違うの?」
「味は落ちるの?」
「カフェインはゼロなの?」
こんな疑問を持っている方も多いはずです。
結論から言うと👉 デカフェは“カフェインを大幅に取り除いたコーヒー”です
私自身、デカフェは香りがない、不味いなどといった話を聞いたりしていたこともあったのですが、最近は、味もかなり美味しくなっていると聞いて飲んでみると、想像より全然ちゃんとコーヒー!🐷
この記事では、デカフェの仕組み、普通のコーヒーとの違い、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
【結論】デカフェは“カフェインを90%以上除去したコーヒー”
結論!デカフェとは👉 カフェインを90%以上取り除いたコーヒー のことを意味します。完全にゼロではない場合がほとんどで、"カフェインレス"とほぼ同義語として使用されています。
※ノンカフェインやカフェインゼロと記載のあるものとは異なります。
※デカフェはカフェインを除去、カフェインレスはもとから少ないといった使い方がされることもあります。
デカフェとは?
デカフェ(Decaf)は英語の Decaffeinated(カフェインを除去したもの) の略です。
コーヒーノキからコーヒーチェリーを収穫し、生豆の状態でカフェインを取り除く加工を行ってから焙煎されたものが、皆さんの手元に届くデカフェコーヒーなのです。
👉 焙煎後の見た目や、基本的な味は普通のコーヒーとさほど変わらないですが、生豆の状態を見ると、加工によって少し違いを感じる部分もあります。(風味も少しは落ちます🐷)
普通のコーヒーとの違いは?
普通のコーヒーとデカフェがどう違うのか、簡単に一目でわかる表にするとこんな感じ👇
| 項目 | 通常コーヒー | デカフェ |
|---|---|---|
| カフェイン | あり | ほぼなし |
| 覚醒作用 | あり | ほぼなし |
| 睡眠への影響 | あり | 少ない |
| 味 | 通常 | やや軽め(ものによる) |
| 香り | 通常 | やや弱め(ものによる) |
👉 やっぱり一番の違いは「カフェインの有無」で、これが全てに影響します。
デカフェの作り方(製法)
デカフェのお豆は、主に生豆の段階カフェインが除去されるのですが、その製法にはいくつかの種類があります。

代表的な方法をいくつか紹介します👇
① 水抽出法(ウォータープロセス)
化学薬品を使用せず、水だけを使ってカフェインを除去する方法。
- 安全性が高い
- 風味を保ちやすい
👉 現在主流の方法として行われています。
代表的な製法👇(タップで詳細)
スイスウォータープロセス
カナダのバンクーバーに本社を置くスイス・ウォーター社が、世界中のすべてのスイスウォータープロセス処理を行っており、その最大の特徴は、科学溶剤を一切使わず、水だけで99.9%のカフェインを除去する処理を行うため、安全だということです。
大まかな手順は👇
① 生豆をぬるま湯に浸し、成分が滲み出やすくするために豆を膨張させる。
② カフェイン以外のコーヒー成分が含まれた水溶液(GCE)に①でふやかしたコーヒー豆を浸けて、カフェインのみをGCEに移す。
※このGCEは、カフェイン以外の水溶性の成分は元から飽和状態のため、お豆から出ていきません。その代わりに①で失われた成分をお豆に戻します。(カフェインが99.9%抜けるまで4繰り返し)
※②で発生するカフェインが溶け出した水溶液は、活性炭フィルターでカフェインだけを取り除き、GCEとして再利用されます。
③ カフェインだけが除去されたコーヒー豆を乾燥させて完成。
マウンテンウォータープロセス
メキシコのデスカメックス社が世界シェアのほとんどを持っている処理方法です。大まかな工程はスイスウォータプロセスと似ていますが、異なる点は、カフェイン除去時に加圧・加熱されることと、メキシコの天然水を使用することにあり、加圧・加熱によりカフェイン除去のために繰り返す工程がないため、より風味が豊かになりやすい特徴があります。
大まかな手順は👇
① 生豆を水に浸し、熱と圧力を加えてコーヒーの成分を染み出やすくします。
② カフェイン以外のコーヒー成分が含まれた水溶液に①でふやかしたお豆を浸けて、撹拌しながら加圧・加熱してカフェインを水溶液に移します。
※カフェイン以外の水溶性成分は元から飽和状態のため、お豆から出ていきません。
③ 3種類の乾燥機を使って、約18時間かけて乾燥させた後、ブラシで表面の埃などを除去して完成です。
② 有機溶媒法
主にジクロロメタンや酢酸エチルなどの特殊な溶剤でカフェインを取り除く方法で、世界的には超主流ですが、日本においては残留リスクなどの懸念から食品衛生法で使用が認められていない溶剤もあるため、輸入禁止になっています。
- 効率が良い
- コストが低い
- 風味が損なわれやすい
- 安全リスクがある
👉 日本国内ではほぼ流通していませんが、欧米では主流になっているので、海外に行かれた際などは注意しましょう。
③ 二酸化炭素抽出法
「二酸化炭素抽出法(超臨界二酸化炭素抽出)」は、水と二酸化炭素のみを使用し、安全かつ高品質にカフェインを90%以上除去する製法です。液体と気体の中間のいわゆる「超臨界状態」にしたCO2を、高圧容器で生豆に通し、カフェインを溶解して除去します。ちょっと難しいですが、高級デカフェによく使用されています。
- 本来の風味を残しやすい
- 高品質で環境にもやさしい
- 加工コストが高く高価格
① 生豆に水と蒸気を加えて膨らませ、成分を取り出しやすくする。
② 容器に①で湿らせた生豆と超臨界二酸化炭素を入れ、カフェインを吸着・除去する。
③ カフェインを含むCO2は、分離槽で圧力を下げてカフェインとCO2に分離される。(分離されたCO2は再利用される。)
④ 豆から残ったCO2を自然揮発させ、乾燥させる。
デカフェのメリット
カフェインが少なく、覚醒作用がほぼないので、夕方以降に飲んでも睡眠に影響しにくいのがありがたいポイントです👍
カフェインが微量なので、妊娠中・授乳中の人や、体質的にカフェインに弱い人でも、コーヒーが飲みたいなと思った時に安心して飲むことができます👍
カフェイン中毒や依存症を気にすることなく、毎日心置きなく楽しむことができます👍
デカフェのデメリット
カフェインを除去する工程で、コーヒーの必要な成分までが抜けてしまい、味や香りが軽くなることがあります。特に安価なものは可能性が高いかも・・・
カフェインを除去するための、特殊な加工工程があるため(製法にもよる)、通常のお豆よりも少し価格が高めになります。
デカフェはカフェインが90%以上除去されたものと定義付けされていますが、完全にゼロにはなりません。カフェインの摂取を完全に絶ちたい場合はノンカフェインのものをチョイスしましょう。
コーヒーを飲む人の中には、眠気覚ましや、仕事の集中力アップ、運動パフォーマンスの向上などの効果を期待して飲む人もいると思いますが、デカフェはカフェインが少ないのでそうした効果はほぼ得られません。
どんな人におすすめ?
ここまで、デカフェとは何か、特徴、メリットデメリットなどを解説してきましたが、実際にデカフェをおすすめするとしたら👇


- どうしても夜にコーヒーを飲みたい人
- 睡眠の質を重視したい人
- カフェインに敏感な人
- 妊娠中・授乳中の人
👉 「コーヒーは飲みたいけど、カフェインは控えたい人」に最適🐷
まとめ
デカフェとは👉 カフェインを90%以上除去したコーヒーのこと
そのため
- 夜でも飲める
- 睡眠に影響しにくい
- カフェイン制限があっても楽しめる
というメリットがあります。
👉 最近は、カフェインの除去技術の向上もあって、コーヒーらしい味や香りも残したままのものも増えてきていて、「我慢のコーヒー」や「妥協のコーヒー」ではなく「選択肢の一つ」として取り入れるのがおすすめです😊

コメント