皆さんこんにちは、booffeeです🐷
コーヒーの味は、産地や焙煎だけでなく"精製方法(プロセス)"によっても大きく変わります。
その中でも、独特の風味と重厚なコクを生み出す精製方法が"スマトラ式(ウェットハル / Wet Hulling)"です。
この方法は主にインドネシアで行われており、特にスマトラ島のコーヒーで有名です。
この記事では、スマトラ式の
- 仕組み
- 工程
- 味の特徴
- 他の精製方法との違い
について詳しく解説します。
スマトラ式(ウェットハル)とは?
スマトラ式とは、乾燥途中のコーヒー豆から外皮を取り除く精製方法です。
通常の精製では、コーヒー豆をしっかり乾燥させてから脱穀しますが、スマトラ式では水分が多い状態で脱穀します。
この工程が、独特の味わいを生み出します。
この方法は英語でWet Hulling(ウェットハル)と呼ばれています。
スマトラ式の工程
スマトラ式は次のような工程で行われます👇
① 収穫
完熟したコーヒーチェリーを収穫します。
② 果肉除去
果肉を取り除き、粘液質がついた状態にします。
③ 短時間の乾燥
ここで通常の精製とは違い、完全に乾燥させる前の段階で次の工程に進みます。
水分はまだ多く残っています。
④ 脱穀(ウェットハル)
水分が多い状態で外皮を取り除きます。
この工程が「ウェットハル」と呼ばれる理由です。
⑤ 再乾燥
その後、豆を完全に乾燥させて出荷されます。
なぜスマトラ式が生まれたのか
スマトラ式はインドネシア特有の気候条件(熱帯気候)から生まれました。
スマトラ島は
- 湿度が高い
- 雨が多い
という環境のため、コーヒー豆を完全に乾燥させるのが難しい地域です。
そのため、乾燥途中で脱穀する独特の方法が発展しました。
スマトラ式コーヒーの味の特徴
スマトラ式で精製されたコーヒーには次のような特徴があります👇
重厚なコク
ボディが強く、飲みごたえのあるコーヒーになります。
独特の香り
土のような香りやスパイスのような風味(アーシー)が感じられることがあります。
酸味が少ない
酸味は比較的弱く、苦味とコクが強い傾向があります。
スマトラ式が多いコーヒー
スマトラ式は主にスマトラ島のコーヒーで見られます。
代表的なのが"マンデリン"です。
マンデリンは世界的にも有名なコーヒーで、独特のコクと香りが特徴です。
コーヒーにあまり詳しくない方でも聞いたことある!って方も多いんじゃないでしょうか?
他の精製方法との違い
代表的な精製方法との違いをまとめると次のようになります。
| 精製方法 | 特徴 |
|---|---|
| ウォッシュド | クリアで爽やか |
| ナチュラル | 甘みとフルーティー |
| ハニー | 甘みとバランス |
| スマトラ式 | コクが強く個性的 |
スマトラ式は、他の精製方法と比べて非常に個性的な味になることが多いです。
スマトラ式コーヒーはこんな人におすすめ
スマトラ式のコーヒーは次のような人におすすめです。
- コクの強いコーヒーが好き
- 深煎りコーヒーが好き
- 個性的な味を楽しみたい
特に深煎りにすると、その特徴が際立ちます。
インドネシアコーヒーのマンデリンなんかはまさにそうですね👍
まとめ
スマトラ式(ウェットハル)はインドネシア特有の精製方法です。
特徴は次の通りです。
- 乾燥途中で脱穀する
- コクが強い
- 独特の香り
この精製方法によって、マンデリンなどの個性的なコーヒーが生まれています。
生産地の気候などによって特異に変化した精製方法、こんなのまで知ってしまったらつい誰かに言いたくなりませんか?😊


コメント